日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、弊社社員が呟きます。
・2020年01月14日
最近、ある女性シンガーソングライターの作品を聴くようになりました。
彼女は大学1年生だった2000年に歌に目覚め、父親の猛反対の中、大学を辞め、家出同然で故郷の北海道を離れ、東京のパン屋で住み込みで働きながら自分の作品をタウンページで調べた音楽関連会社等に売り込みに廻ったものの、門前払いの連続で、それだけでも辛いのに、才能がないから辞めた方が良いと言われたことも幾度もあったそうです。
それでも諦めなかった彼女はライブハウス等の活動を経て、2012年頃からショッピングモールで歌い始めました。当初は数人しか聴いてくれなかったのが、現在は「ショッピングモールの歌姫」と言われ、多くの人が彼女の歌に涙するようになりました。NHKを含め、多くのメディアが彼女を取り上げるようになり、2017年にはメジャーデビューを果たしました。それでも彼女はショッピングモールで歌うことを続けています。人に寄り添った曲を作り、人と心で触れ合いたいという彼女の作品は彼女の下積み経験も相まって説得力があります。
♪飛び立つための助走をどこまでも続けてみよう
その先に見える景色はいつも新しい♪
彼女の作品の歌詞の一部です。続けてさえいればどこかで景色は変わる。自分はどれだけ継続出来ているだろうか。続けずに諦めて言い訳している自分がどれだけいるのだろう。自分に問いかけている今日この頃です。
東京営業所 K