日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、弊社社員が呟きます。
・2016年12月05日
ひょんなことから今年詩吟を始めました。
詩吟はドラマ等ではバンカラ風で草原に一人立ち、吟じている姿が印象に残っていたり、イベントで数回聞いたことはありましたが、何を言っている(吟じている)か全く理解できず、興味もありませんでした。
それが地区の公民館で今回入会した会の体験教室があり、全国大会で優勝された先生の主催ということで、どのような詩吟をされるのか興味を持ち参加しました(優勝者でなかったら参加していなかったと思います)。
先生は女性の方で、私より大分年配(失礼)にもかかわらず、すごい声量で少なからず感動しました。そんなことから数人で始めることとなりました。
当初は声の出し方も分からず散々でしたが、「詩吟はまず大きな声を出すことが基本です」と先生から言われ、続けているうちに何とか少しずつ進歩してきました。
8月には無謀にも昇段審査に参加し、初めて初段を頂きました。もっとも初段が一番下なので威張れませんが、来春には2段に挑戦する予定です。
詩吟には吟ずるパターンがあり、声にするのは案外できますが、詩歌の本来の心を理解し、それを自分の感情に移して朗吟するのが難しいです。 今の私には到底先のことであり、日々の練習では腹に力をこめて(これも難しい)大きな声をひたすら出しています。大きな声は普段出す機会があまりありませんので、無心に大きな声を出すのはストレス発散にもなり、気持ちのいいものです。
夢は、景色の良いところでドラマのように一人吟じることです(バカですね)。皆さんも詩吟に接する機会があれば、ぜひ一度興味を持って聞いて頂ければ嬉しいです。
富山工場 K.Y