日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、弊社社員が呟きます。
・2016年09月05日
新聞のド−ピングに関する印象に残った記事を紹介します。
1904年にアメリカのセントルイスで第3回オリンピックが開かれた。
そのマラソンは「キセル事件」で歴史に残る。へたばった選手が通りがかりの車に乗って先へ行き、再び走りだして先頭でゴ−ルした。
さすがにバレて失格になった。本人は冗談のつもりだったらしいが、
「メダルを盗もうとした」と非難され、競技から追放されてしまったそうだ。
現代の失格は、主にド−ピングで起きる。アテネ大会のハンマ−投げでも室伏選手は1位の失格で金メダルに繰り上がった。
検査と新薬物のいたちごっこで有る。
ついには遺伝子まで操作する「遺伝子ド−ピング」など、不正は人間の身体に深く潜行しつつある。
冒頭のマラソンは、キセル男に次いで「2位」に入った選手が優勝した。この選手は、今で言う「ド−ピング常習者」だったらしい。
この時も、酒と興奮剤を飲んで走ったそうだ。
スポ−ツと薬の関わりは、かくも古くて新しい。
匿名