日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、弊社社員が呟きます。
・2018年1月9日
奈良県で生まれ育った私が東京で暮らしていますと文化の違い、特に食文化の違いを色々と経験します。茹で蕎麦、茹でうどんやおでんの出汁、鰻のかば焼きの調理方法、鯛焼きやたこ焼きの皮の硬さ、肉じゃがやカレーに使用する肉(東京は豚肉、関西は牛肉)、中華そば(ゆで)用の麺やひら天が東京では販売されていない、漬物に付ける香辛料(東京は辛子、関西は生姜)等、今思い出せない物も含めて他にも色々とあるようです。
東京と大阪出身の方がそれぞれどちらが美味しいかを真剣に討論されている場面に遭遇したりしますが、どちらも主張を譲らず、結論には至らないようです。
数年前、炊き込みご飯を作って食べている時に必ず付け合せにしている大根おろしとハムを見て不安にかられました。もしかして、これは他の人から見たら変な組み合わせなのではないかと。私が幼少の頃からずっとこの組み合わせで、自宅で炊き込みご飯を作る時もこれでないと満足しないのですが、他にも考えてみますと即席ラーメンも色んな物を試しても結局小さい頃から食べていた出前一丁に戻ってしまいますし、どうやら物心付いたころから10代にかけて食べていた物が自分の定番になってしまっているのではないだろうかと・・・
そう考えますと、関東と関西出身の方のそれぞれの主張もそれの延長なのかなと、もしお互いに生まれが逆だったら主張も違っていたのではないかと・・・
ですので、相手の好みを否定し自分の好みを押し付けるではなくて、認めてあげることが大切なのではないだろうかと考えるようになりました。
ちなみに、仕事仲間のN澤さんの即席ラーメンの定番は『サッポロ一番みそラーメン』だそうです。
東京営業所 S.K.