日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、弊社社員が呟きます。
・2025年2月25日
「金属材料の最前線」というタイトルの本を以前購入しました。
この本は鉄、ステンレスだけではなく、あらゆる金属材料を
解説した本である。総論の箇所は世界史や日本史に掲載されて
いる金属の歴史から入るので、普通に理解することができます。
例えば鉱石の溶解を行う古代製鉄の始まりは紀元前1700年から
紀元前1200年にアナトリア(現在のトルコ)を中心に君臨していた
ヒッタイト帝国にあると考えられていましたし、紀元前200年から
400年ほど続いた漢の時代に「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう」の印や銅鏡が日本に伝わった時代のことが書かれています。
各論になると、色々な金属の製造の仕組みを書いておりますが、
中でもバルク金属ガラスの項目に興味を持ちましたが、理解する
ことが難しかった事を覚えており、もう少し簡単に説明した箇所が
欲しい様に思いました。
この本の紹介の様な事を書きましたが、興味のある方はこの書物を
読んでいただければ、どの様な本かは理解出来ると思います。
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大阪本社工場 検査 M